2011年02月24日
【コラム】MC51復活作戦! 最終日
G3って、こんなに性能のいい銃だったのか。
強化スリーブを組み込んだG3を撃って、最初に抱いたのはそんな感想でした。
首周りの剛性は、弾道に大して影響していない……と、前の日記には書きましたが、それはとんでもない勘違いでした。
前回試射したときには、弾道に細かな左右のブレがありました。ですが、風や給弾ノズル位置の違いで、多少のブレは誤差の範囲内だと思っていたのです。
ですが、首回りを強化した途端、左右のブレはまったくなくなりました。
試射した日は、わずかに横風が吹いていたのですが、多少の風などものともせず、弾はスコープの中心線に沿って、定規で引いたようにまっすぐ飛んでゆきます。
M14を髣髴とさせるような、素直で力強い弾道。
首周りをちょっと強化するだけで、これだけの弾道を得られる銃が、15年以上前の設計だなんて、ちょっと信じられないくらいです。
G3、特にフルサイズG3ユーザーの皆様。首回りの強化、文句なしにお勧めです。
高いお金を払って強化パーツを買ったり、あるいは、手間をかけて加工をしたりするのに見合うだけの価値はありますよ!
さて、銃本体は文句の無いレベルまで仕上がりました。
あとはまた、ちょこちょこと細かな加工を施してゆきます。
まず、見た目。

黒一色のG3は、タクティカルでかっこいいです。ですが、わたしが普段使っている民兵装備に合わせるには、ちょっと洗練されすぎです。
もっと野暮ったく、泥臭くなければ!
と、いうわけで、ちょっと塗装をして、今のSG-1然とした外見から、G3A3のような野暮ったい見た目に変更していこうと思います。
G3A3というと、かつて電動ガンで出ていた、細いハンドガードのモノが有名ですね。
あれは初期型のA3で、現用のものは、SG-1のものと同じ『SFハンドガード』という大型のハンドガードを装着しています。

これは、後期型と呼ばれる現用のG3A3です。
パキスタンなどでライセンス生産されているG3も、最近はSFハンドガードを装着したものが多いらしく、中東やアフリカなどの非正規軍においても、こうした後期型のA3が多く見られます。
これを目指して塗装して行こうと思います。

まずは、ストック、グリップ、ハンドガードをはずし、金属部品も取り外します。ハンドガードは接着剤で止められていますが、塗装のためにパッキリ二つに割りました。
その後、洗剤で汚れを落とします。
本当は、紙やすり等で表面を荒らしてやると塗装の食いつきがよくなるのですが、今回塗装するパーツはすべてシボ加工が施されているので、それでいいか、ということで今回は省きました。

パーツには持ち手となる棒をつけて、まずはサフを吹き付けます。
薄く、何回かに分けて塗り重ねると、塗装が垂れなくていい感じです。
サフが完全に乾いたら、目の細かい耐水ペーパーなどで、拭き取るようにして表面の荒れを削り取ります。
表面のざらざらした手触りがつるつるになったら、タオル等でぬぐい、今度は色を乗せていきます。
今回は、マルイのA3よりも少し濃いグリーンを選びました。
あまり明るい色だと、新品っぽさが出てしまう気がして、今回は野暮ったさ優先です。

乾いたら、ざらざらした表面をタオルでぬぐって滑らかにし、最後にトップコートを吹いて完成です。
さて、二つに割ったハンドガードを接着しなおします。
なるべく強力な接着剤を使いましたが、それでも、接着剤だけだとまたすぐ二つに割れそうな気がして、不安です。
裏側からテープで止めておこうか……とも思いましたが、どうせテープで止めるなら、ここにも小加工を施してしまおう、と思い立ちました。

ハンドガード内側にウレタンテープを貼り付けてみました。
組み込みがきつくなるくらいにウレタンを貼り付けると、ハンドガードを握ったときに前後にカタカタずれる感じは、完全になくなりました。
強く握ると、ちょっとギシギシ言いますが、この辺はプラですから仕方がないところでしょう。

と、いうわけで完成品です。
写真だと、せっかくグリーンに塗装したところが黒っぽく見えてしまいますね……。
ですが、内部、外見共に、納得のいくものに仕上がりました。
中学生の頃からの愛銃は、これで完全復活です。
今月27日にある定例ゲームで、初めてサバゲをやったときのことを思い出しつつ、使ってみたいと思います。
強化スリーブを組み込んだG3を撃って、最初に抱いたのはそんな感想でした。
首周りの剛性は、弾道に大して影響していない……と、前の日記には書きましたが、それはとんでもない勘違いでした。
前回試射したときには、弾道に細かな左右のブレがありました。ですが、風や給弾ノズル位置の違いで、多少のブレは誤差の範囲内だと思っていたのです。
ですが、首回りを強化した途端、左右のブレはまったくなくなりました。
試射した日は、わずかに横風が吹いていたのですが、多少の風などものともせず、弾はスコープの中心線に沿って、定規で引いたようにまっすぐ飛んでゆきます。
M14を髣髴とさせるような、素直で力強い弾道。
首周りをちょっと強化するだけで、これだけの弾道を得られる銃が、15年以上前の設計だなんて、ちょっと信じられないくらいです。
G3、特にフルサイズG3ユーザーの皆様。首回りの強化、文句なしにお勧めです。
高いお金を払って強化パーツを買ったり、あるいは、手間をかけて加工をしたりするのに見合うだけの価値はありますよ!
さて、銃本体は文句の無いレベルまで仕上がりました。
あとはまた、ちょこちょこと細かな加工を施してゆきます。
まず、見た目。
黒一色のG3は、タクティカルでかっこいいです。ですが、わたしが普段使っている民兵装備に合わせるには、ちょっと洗練されすぎです。
もっと野暮ったく、泥臭くなければ!
と、いうわけで、ちょっと塗装をして、今のSG-1然とした外見から、G3A3のような野暮ったい見た目に変更していこうと思います。
G3A3というと、かつて電動ガンで出ていた、細いハンドガードのモノが有名ですね。
あれは初期型のA3で、現用のものは、SG-1のものと同じ『SFハンドガード』という大型のハンドガードを装着しています。

これは、後期型と呼ばれる現用のG3A3です。
パキスタンなどでライセンス生産されているG3も、最近はSFハンドガードを装着したものが多いらしく、中東やアフリカなどの非正規軍においても、こうした後期型のA3が多く見られます。
これを目指して塗装して行こうと思います。
まずは、ストック、グリップ、ハンドガードをはずし、金属部品も取り外します。ハンドガードは接着剤で止められていますが、塗装のためにパッキリ二つに割りました。
その後、洗剤で汚れを落とします。
本当は、紙やすり等で表面を荒らしてやると塗装の食いつきがよくなるのですが、今回塗装するパーツはすべてシボ加工が施されているので、それでいいか、ということで今回は省きました。
パーツには持ち手となる棒をつけて、まずはサフを吹き付けます。
薄く、何回かに分けて塗り重ねると、塗装が垂れなくていい感じです。
サフが完全に乾いたら、目の細かい耐水ペーパーなどで、拭き取るようにして表面の荒れを削り取ります。
表面のざらざらした手触りがつるつるになったら、タオル等でぬぐい、今度は色を乗せていきます。
今回は、マルイのA3よりも少し濃いグリーンを選びました。
あまり明るい色だと、新品っぽさが出てしまう気がして、今回は野暮ったさ優先です。
乾いたら、ざらざらした表面をタオルでぬぐって滑らかにし、最後にトップコートを吹いて完成です。
さて、二つに割ったハンドガードを接着しなおします。
なるべく強力な接着剤を使いましたが、それでも、接着剤だけだとまたすぐ二つに割れそうな気がして、不安です。
裏側からテープで止めておこうか……とも思いましたが、どうせテープで止めるなら、ここにも小加工を施してしまおう、と思い立ちました。
ハンドガード内側にウレタンテープを貼り付けてみました。
組み込みがきつくなるくらいにウレタンを貼り付けると、ハンドガードを握ったときに前後にカタカタずれる感じは、完全になくなりました。
強く握ると、ちょっとギシギシ言いますが、この辺はプラですから仕方がないところでしょう。
と、いうわけで完成品です。
写真だと、せっかくグリーンに塗装したところが黒っぽく見えてしまいますね……。
ですが、内部、外見共に、納得のいくものに仕上がりました。
中学生の頃からの愛銃は、これで完全復活です。
今月27日にある定例ゲームで、初めてサバゲをやったときのことを思い出しつつ、使ってみたいと思います。