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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月04日

CYMA製AIMSレビュー

 CYMA製AIMSを実戦投入してみた。

 中華ガンメーカーには大別して「台湾製」「香港製」「中国本土製」の三種類があるらしく、基本的には台湾>香港>本中華の順で、箱出しでの性能や加工精度が劣る(一部例外あり)。
 CYMAは堂々の本中華なので、どんな酷いもんかと戦々恐々していたのだが、いざメカボを開けてみると、なかなかどうして、悪くない。
 メカボ洗浄・グリスアップを施し、カットされていたスプリングを変えて、ホップパッキンをマルイのものに変えるだけで、しっかり撃てて飛ぶようになった。
 マルイの箱だしAK同程度の飛距離、精度が出ていると思う。

 マルイのAKと比べて、気になった点は以下。

 玉上がりが悪い。
 CYMA・AKにはメタルチャンバーが標準装備されているが、これがちょっとくせ者で、マガジンによってはリップがうまく押せず、玉がチャンバーまで上がってこないことがあった。
 マルイのノーマルマガジンは相性が悪かったのか、フルオートで撃つと二、三発に一発ほど発射されない。
 CYMAやマルイの多弾数マガジンでは問題なく給弾されたので、相性の問題だろう。
 ※追記
 どうやらCYMAのメタルチャンバーは、マルイのチャンバーよりもほんのわずかに奥まったところでバレルが固定されるらしい。
 なので、パッキンの種類によっては、パッキンゴムのノズル側が給弾口にはみ出て、弾上がりを妨害するようだ。
 CYMA製AKのパッキンを交換して弾上がりが悪くなった時は、給弾口からBB弾を一発落としてみて、もしパッキンゴムが邪魔してチャンバーまで転がりこまないようなら、パッキンの口をちょっと削ってみるとよいと思われる。
 削りすぎはエア漏れにつながるので、慎重に……。

 マガジンが噛み込む。
 マガジン差し込み口に、マルイのようなカバーがなく、焦ってマガジンを差し込むと、マガジンリップが機関部まで入り込んでしまう。
 この状態でマグキャッチがかかってしまうと、給弾されない+マガジンが抜けないというどうしようもない状態になってしまう。
 これが起こった場合、マグキャッチを固定しているピンをピンポンチ等で叩いて抜き、マグキャッチをはずすことでマガジンを抜けるが、ゲーム中に起こった場合は実質対応不可能だ。
 LCTのAKなどでも同様の問題が起きるため、対応パーツが販売されているが、CYMA・AKの場合、チャンバー周りにだけ中途半端にカバーがついているため、LCT向けの対応パーツが使用できない。
 筆者は、適当な素材でインナーマグウェルを作成し、アルミテープで固定して対応した。LCTと違い、塞ぐ必要のある空間が小さいため、専用のパーツがなくとも対応するのは簡単だ。
 しかし、それでもたまにマガジンの噛み込みが起こる。
 マガジンリップが滑って、マガジンが奥まで差し込まれないまま、マグキャッチがかかってしまうようだ。
 これは、マガジンのリップ部分を広く削ることで防止できる。
 CYMAの純正マガジンを見ると、既にリップ部分が広く作られているので、純正品以外のマガジンを使用した場合にのみ起きる弊害かも知れない。
 他社のマガジンを使用する際は、噛み込みを防ぐため、リップ部分を削って広くしておいた方がいいだろう。
 これらの加工を施しておくことで、多少焦ってマグチェンジしても噛み込みは起こらなくなる。

 セレクターが緩い。
 セレクターの固定が弱く、フルオートで使用していると、射撃の振動でセレクターが落ち、セミオートになってしまう。
 固定ネジをきつく締めてもセレクターは緩いままなので、固定ネジの下か、あるいはセレクターのストック側に紙やゴムリングなどを挟み込んで、セレクターの動きをきつくした方がよいだろう。

 セミオートに入りにくい。
 セミオートの位置までセレクターを下げると、なぜかセーフティがかかり、トリガーがロックされてしまう。
 無理矢理トリガーを引けば解除されるが、セレクター内部に負担をかけてしまう。セレクターの内部はナイロン製なので、あまり負担をかけていると壊れてしまうだろう。
 その場合、セレクターをセミオートの位置より更に下まで押し下げると、スムーズにセミオートになる。
 セミオート時にトリガーがロックしてしまったときは、無理に引ききらずにセレクターを押し下げてみよう。

 ワイヤーストックが上下にがたつく。
 ワイヤーストック展開時、ストックがわずかだが、上下にがたつく。
 ストックの付け根に詰め物をすれば解決するだろうが、ストックはフレームにはめ殺しなので、分解して詰め物をするのは難しい。
 ただ、ストックのロックそのものは非常に強固なので、実際に使用する際には全く問題ない。
 肩づけしたときにがたつきが気になるだけで……。
 どうしても気になる場合は、スリングをストックに引っかけてテンションをかけることで、ある程度は解消される。

 ……と、欠点ばかり書いてしまったが、全体的には、非常に満足度の高い銃である。
 基本的なチューニングマルイレベルの性能が出せるし、各部の剛性も高い。
 特にフルスチールのフレームと、アルミ削り出しアウターバレル剛性は素晴らしい。プラフレームに亜鉛合金バレルのマルイとは違う、ワンランク上の存在感がある。
 やすりがけするだけで、使い込まれた金属の質感が出る辺りもいい。
 
 この質で実売二万円なのだから、簡単な加工で対応が利くような、細かな欠点には目をつむれる。
 安価なフルメタル+リアルウッドのAKを探しているなら、間違いなくお勧めできる一丁だ。  


Posted by Laice  at 19:39Comments(0)雑記

2011年03月21日

【雑記】カミース&支援パッチ到着!

 先日ブログにも書いた、『明日香縫製雑貨店』さまの復興支援パッチが到着しました。


 パッチの寸法は縦4cm横6cmで、ベルクロのちょっとした空きスペースにも貼り付けられる小さめのもの。
 裏面は、凸面のベルクロになっています。
 写真では若干色が飛んでしまっていますが、現物のパッチはもっと、赤と金の刺繍が鮮やかに映えています。
 わたしのところに届いたのは第二ロットなのか、パッチ上面の文字がサイトにある英語つづりのものから、『TOHOKU-KANTO』と大きく読みやすいローマ字表記に変わっています。
 パッチ一枚1000円+支援パッチ購入者は送料500円が無料(各種手数料は負担)なので、『明日香縫製雑貨店』でお買い物をする方であれば、実質500円の負担で1000円が寄付できるお得な企画といえるのではないでしょうか。



 さて、パッチと一緒に、以前から欲しいと思っていたものを買ってみました。



 シャルワールカミースです。
 中東地域の民族服ですね。
 中東の民兵装備をやるなら、基本と言ってもいいアイテムです。


 民兵とは読んで字のとおり、職業軍人ではない一般市民が兵士として戦っているので、現地の人が一般生活に用いている服装・小物を記号として取り入れると、非常に『らしい』格好になります。


 今回購入したのは、中厚生地・ボタンつきのスタンダードなもの。
 砂漠の日差しに焼けた色味を再現したアフガンアースです。
 写真ではグレーっぽく映ってしまっていますが、現物はもっと深いクリームベージュです。
 ミリタリー趣味のある方ならば、コヨーテブラウンに近い色、といったほうが分かりやすいかもしれません。

 生地は、BDUなどと比べると薄手に感じます。
 ちょっと厚めのワイシャツくらいでしょうか。
 これ一枚でサバゲをするとなると、転んだときなど、すりむいたりしそうでちょっと怖いです。
 怪我などが不安な場合は、Tシャツやズボンの上から着るといいかもしれません。ダボッとした大きめの服なので、下に厚手の服を着込んでも、外側からはほとんど目立ちません。
 肌触りはさらさらとして柔らかく、着心地は良好です。きつい締め付けもありませんから、夏場の部屋着にしても快適そうです。


 上着。
 かなり大きめに作られています。
 中東では、このダボッとした服と肌の間に空気の層を作ることで、日差しの熱を遮断するそうです。
 日本の夏場でも、厚手のBDUを着込むよりずっと涼しいんじゃないでしょうか。
 布が肌に密着しないので、生地が薄いわりに、撃たれてもあまり痛くなさそうです。


 首周りも余裕をもって作られていて、ボタンを全て閉めても息苦しくは感じません。
 袖丈は肩から50cmほど。よほど背の高い方でない限り、手の甲辺りまで覆える長さです。


 腰の辺りからスリットが入り、前後に分かれています。
 着込むと、腰から40cmほどの前垂れ・後ろ垂れができます。
 普通の迷彩ズボンを着て、上からジャケットを着込んでも、腰回りからこの垂れが露出するので、中にカミースを着込んでいるのが分かります。
 迷彩効果を落とさずに民兵感を演出したい場合は、迷彩服からこの垂れを見せるだけでも非常に『らしい』感じになるんじゃないでしょうか。


 ズボンです。
 こちらもかなり大きめに作られています。細身の方なら、片方の足に両足が入れられるほど。
 丈は、腰から足元まで100cmくらい。


 太い紐が通されているので、これで腰周りを引き絞ります。
 しかし、元がかなり大きめに作られているため、細身の方の場合、かなり紐を引き絞らないと腰に留まらないでしょう。
 筆者もかなり絞ってみましたが、それでもなんだか脱げそうで不安です。


 そこで、腰周りを折り返して留めてみました。
 ちょうど、タイパンツを履くような感じです。
 タイパンツのような紐はついていないので、きつめに折ったあと、クリップで留めています。
 これだけでも、かなり腰周りに安心感がでます。
 この上からさらにベルトなどを巻けば、脱げてしまうことはほとんどないでしょう。
 腰周りを折り返しても、足元はフレアのように広がるので、ダボッとしたシルエットも失われません。


 上下着込むとこんな感じになります。
 ここに適当な装具とシュマグ(アラブスカーフ)をつけ、AKやG3等を持つだけで、それっぽい民兵装備の完成です。
 他にも、上から迷彩ジャケットを着てみたり、足元は迷彩ズボンのままカミースだけ着込んでみるなど、アレンジの仕方はさまざまです。
 正規軍装備と違って、民兵装備には『これ』という基本形や正解がありません。
 現地の文化や事情を調べ、『それっぽさ』を追求しながら自由にアレンジできるのが、民兵装備の面白さですね。



 『明日香縫製雑貨店』さまでは、こうした民兵装備に使えるアイテムたくさん取り扱っておられます。
 民兵装備に興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってください。
 『明日香縫製雑貨店』
 また、被災地への支援企画も継続中ですので、この機会に参加してみてはいかがでしょうか?  


Posted by Laice  at 14:42Comments(2)雑記

2011年03月04日

【コラム】Vホップ考察

 Vホップ、というホップシステムがある。
 ホップパッキンの弾が触れる部分に逆V字の切込みを入れることで、ホップアップを安定させるシステムである。

 PDIから発売された二点保持ホップパッキン『Wホールドチャンバーパッキン』を入手したので、以前復活させたG3に組み込んでみた。

 以下、その結果と考察である。


 『Wホールドチャンバーパッキン(以下Vホップ)』を組み込むに当たって、より二点に均等に力がかかるよう、『Hホップ』を導入した。
 『Hホップ』は、ホップを押し込む虫ゴムをH形のナイロン部品に替えることで、二点からホップを押せるようにするパーツである。

 本来、ノーマルのホップパッキンを擬似的な二点ホップにするための『Hホップ』だが、Vホップパッキンとも相性がいいと考えたので組み込んでみた。
 ノーマルの虫ゴムで押すよりも、綺麗に二点のゴムがせり出してくるのが目に見えて分かる。
 さらに、Vホップはホップ強めのセッティングのほうが適しているので、以前、ホップが強すぎると言う理由で取り外した『ストライクチャンバー』も組み込んでみた。


 さて、以上のパーツを組み込み、野外で試射を行ってみた。
 まずノンホップ。以前ストライクチャンバーを組み込んだときとは違い、ホップはきちんと弱くかかった。フラットな弾道が伸びて、落ちる。
 そしていよいよホップをかけて撃ってみた。

 結果は、結論から言うと散々だった。

 時折、すうっとまっすぐ伸びる素晴らしい弾道もあったが、5発撃ったら4発がフライヤーといった具合で、ホップがかかり過ぎたり、かからなかったりと、まったく安定性がない
 おかしい……。ホップが安定するのがVホップの売りのはずなのに、なぜこんなに弾道が乱れるのだろう?
 風のせいだろうかとも思って、向きを変えて撃ってみたりもしたが、やはり駄目だった。フライヤーの連続だ。
 時折現れる素直な弾道も、5発に1発では使い物にならない。

 なぜだろうか。

 Vホップ自体は、効果が実証されているホップシステムのはずだ。
 Vホップパッキンを、硬質なパーツで二箇所から押す、というシステムは、命中率に定評のあるVSR-10とほぼ同じのはず。

 なのに、なぜG3ではここまでばらけるのか……?
 G3とVSRを違いを考えてみて、そういえば、と思うことがあった。
 発射時のノズル位置だ。

 Vホップは、『二点保持ホップ』などと呼ばれるせいで誤解されがちだが、二点で弾を保持するシステムではない。 
 Vホップとは、二点のホップと、弾を押すノズル三点で弾を保持することで、安定したホップをかけるシステムなのだ。

 たとえば、野球の玉を二本の指でどんなにきつく握っても、玉は横に回転してしまう。
 しかし、三本の指で押さえれば、玉は回転せずにきっちり保持することができるだろう。
 Vホップも同じ原理で、二点のホップとノズルの三本指で弾を保持して初めて、安定したホップが生み出せるのである。

 VSRのようなエアコッキングガンなら、チャンバー内のノズル位置は必ず一定だ。
 二点のホップゴムとノズルで、しっかり弾を保持して、発射できる。
 しかし電動ガンは違う。電動ガンのノズルはモーターの回転とともに絶えず前後し、弾が発射される際、常に一定の位置にあるわけではない
 ノズルとホップが三点で弾を保持する場合もあれば、撃ち出された弾がつまずき気味にホップパッキンにぶつかる場合もある。

 ノズルがきちんと前進し、弾をホップゴムに押し付けていなければ、Vホップは性能を発揮することができない
 むしろ、硬質な押しパーツと中央への力の逃げがある二点保持ホップは、弾がつまずき気味にぶち当たると、ぶち当たった箇所によってホップのかかり方がばらばらになってしまう。

 フライヤーが頻発したり、時折、素晴らしい弾道が出てくるのはこのためだ。
 ノズルが前進しきらないまま弾が発射された場合、弾のつまずき方によってホップは強くなったり弱くなったりする。一方、偶然ノズルが前進しきった状態で弾が発射されたときには『三点保持』が達成され、素晴らしい弾道が現れる、と言うわけだ。
 しかし、マルイの電動ガンは構造上、発射時のノズル位置を一定にするのは非常に難しい
 『三点保持』をきちんと達成できないことには、Vホップの効果は発揮できないが、電動ガンでこの条件を達成するには、もっと大掛かりなカスタムが必要だろう。


 ホップが安定しない原因が他にあるのかとも考え、ストライクチャンバーをノーマルに戻し、Hホップを、力の逃げが少ない太めのものに交換してみた。
 以前の組み合わせよりは若干安定したが、フライヤーが減った分、時折現れていた素晴らしい弾道も現れなくなった。
 ホップが安定したと言うより、Vホップの効果が薄れたために、フライヤーが減っただけのように思える。
 やはり、不安定なホップの原因はノズル位置とVホップにあるようだ。
 

 マルイさんがVSRでVホップを実用化しながらも、それを電動ガンに組み込まないのは、おそらく電動ガンとVホップの相性が悪いためだろう。
 今回のVホップ考察で分かったことは、ノーマル電動ガンのホップに必要なのは不変的な安定性ではなく、どんなノズル位置で弾が飛び出しても、ある程度適正なホップがかけられる柔軟性だということだ。
 結局、ノーマル電動ガンに最も適したホップは、切り欠きのないパッキン+軟質な押しゴム、ということになりそうだ。

 さすが国産、きちんと考えられています。
 おみそれしました……と、いったところだろうか。
  


Posted by Laice  at 15:29Comments(6)雑記

2011年02月24日

【コラム】MC51復活作戦! 最終日

 G3って、こんなに性能のいい銃だったのか。

 強化スリーブを組み込んだG3を撃って、最初に抱いたのはそんな感想でした。
 首周りの剛性は、弾道に大して影響していない……と、前の日記には書きましたが、それはとんでもない勘違いでした。
 前回試射したときには、弾道に細かな左右のブレがありました。ですが、風や給弾ノズル位置の違いで、多少のブレは誤差の範囲内だと思っていたのです。
 ですが、首回りを強化した途端、左右のブレはまったくなくなりました。
 試射した日は、わずかに横風が吹いていたのですが、多少の風などものともせず、弾はスコープの中心線に沿って、定規で引いたようにまっすぐ飛んでゆきます。
 M14を髣髴とさせるような、素直で力強い弾道。
 首周りをちょっと強化するだけで、これだけの弾道を得られる銃が、15年以上前の設計だなんて、ちょっと信じられないくらいです。
 G3、特にフルサイズG3ユーザーの皆様。首回りの強化、文句なしにお勧めです。
 高いお金を払って強化パーツを買ったり、あるいは、手間をかけて加工をしたりするのに見合うだけの価値はありますよ!


 さて、銃本体は文句の無いレベルまで仕上がりました。
 あとはまた、ちょこちょこと細かな加工を施してゆきます。
 まず、見た目。

 黒一色のG3は、タクティカルでかっこいいです。ですが、わたしが普段使っている民兵装備に合わせるには、ちょっと洗練されすぎです。
 もっと野暮ったく、泥臭くなければ!
 と、いうわけで、ちょっと塗装をして、今のSG-1然とした外見から、G3A3のような野暮ったい見た目に変更していこうと思います。


 G3A3というと、かつて電動ガンで出ていた、細いハンドガードのモノが有名ですね。
 あれは初期型のA3で、現用のものは、SG-1のものと同じ『SFハンドガード』という大型のハンドガードを装着しています。

 これは、後期型と呼ばれる現用のG3A3です。
 パキスタンなどでライセンス生産されているG3も、最近はSFハンドガードを装着したものが多いらしく、中東やアフリカなどの非正規軍においても、こうした後期型のA3が多く見られます。
 これを目指して塗装して行こうと思います。



 まずは、ストック、グリップ、ハンドガードをはずし、金属部品も取り外します。ハンドガードは接着剤で止められていますが、塗装のためにパッキリ二つに割りました。
 その後、洗剤で汚れを落とします。
 本当は、紙やすり等で表面を荒らしてやると塗装の食いつきがよくなるのですが、今回塗装するパーツはすべてシボ加工が施されているので、それでいいか、ということで今回は省きました。



 パーツには持ち手となる棒をつけて、まずはサフを吹き付けます。
 薄く、何回かに分けて塗り重ねると、塗装が垂れなくていい感じです。
 サフが完全に乾いたら、目の細かい耐水ペーパーなどで、拭き取るようにして表面の荒れを削り取ります。
 表面のざらざらした手触りがつるつるになったら、タオル等でぬぐい、今度は色を乗せていきます。
 今回は、マルイのA3よりも少し濃いグリーンを選びました。
 あまり明るい色だと、新品っぽさが出てしまう気がして、今回は野暮ったさ優先です。


 乾いたら、ざらざらした表面をタオルでぬぐって滑らかにし、最後にトップコートを吹いて完成です。


 さて、二つに割ったハンドガードを接着しなおします。
 なるべく強力な接着剤を使いましたが、それでも、接着剤だけだとまたすぐ二つに割れそうな気がして、不安です。
 裏側からテープで止めておこうか……とも思いましたが、どうせテープで止めるなら、ここにも小加工を施してしまおう、と思い立ちました。


 ハンドガード内側にウレタンテープを貼り付けてみました。
 組み込みがきつくなるくらいにウレタンを貼り付けると、ハンドガードを握ったときに前後にカタカタずれる感じは、完全になくなりました。
 強く握ると、ちょっとギシギシ言いますが、この辺はプラですから仕方がないところでしょう。




 と、いうわけで完成品です。
 写真だと、せっかくグリーンに塗装したところが黒っぽく見えてしまいますね……。
 ですが、内部、外見共に、納得のいくものに仕上がりました。

 中学生の頃からの愛銃は、これで完全復活です。
 今月27日にある定例ゲームで、初めてサバゲをやったときのことを思い出しつつ、使ってみたいと思います。

  


Posted by Laice  at 11:16Comments(0)雑記

2011年02月21日

【A&K製 M249 MINIMI 分解と調整】

 皆さんこんにちは!この度MINIMIを手に入れた「よざくやさくら」です。
 
 近ごろ中華製の銃が良く目に付くようになって来ましたね、少し前までは中華製は不安ばかりでしたが最近は結構侮れなかったりします。特に大型の銃は格安で手に入りとても魅力的な存在で、ゲームが盛り上がるアイテムにもなります。
 
 そんな大型銃が高浜銃工にもやって来ました!!
 
 週末にチームメンバーと秋葉原に買出しに行った時にたまたま見つけたMINIMI(゚∇゚*) MKⅠ、MKⅡの両方がありA&Kの実物は初めて見たオオー(゚o゚*) 試しにとMKⅠを構えさせてもらうと、見た目ゴツイ割にそんなに重くなく、ストックとキャリーハンドルの形状が特に気に入った。MKⅡはストックの形状が体格に合わず構えにくかった・・・(・・*))んー
 何度構えてもやっぱりMKⅠの方がしっくりきて、メンバーの押しと、隊長の支援があったので悩んだ末購入してしまいました!!陸自ミニミになるので装備にもピッタリだ。

よって、いつものあんまりさえないL96は長期休暇決定!(^∇^)アハハハハ!

まさか、この日ミニミを買うなんてこれっぽっちも思ってなかった、イベントは突然起こるもんですね
(ノ*゚▽゚)ノww

以下、各所レビュー&カスタムです。
おそらく、2011年2月現在の最新ロットなので参考になればと思います。

【外装】
まずは外装から。メタルがふんだんに使われていて、ストックやサイトなど可動部分も良く再現されていてとてもリアルで、特に実銃同様に銃身交換が出来る構造には感動!!重量は思ったよりも重くなくてバランスも良い方だと感じました。何かあるとすれば、塗装の耐久性がちょっと気になる程度かと。



【分解作業】↓↓↓

【メカボックス】
本体にはボルト2本で固定されているので取り外しはとっても簡単。肝心のメカボックスの中ですが、ネットのレビューだと緑色のグリスが無双乱舞しているとの事なので、メカボックス全バラクリーニングは欠かせません。本体から簡単に外れたメカボックスには多少のバリはあったけれどずっしりと重く耐久はありそうな感じでした。



注目点は、なんと言ってもバラさないでスプリングだけ交換出来る構造になっている事‼
素晴らしすぎる‼安全性とカスタム性の両方が備わっている!



スプリングガイドはベアリング仕様になっていて設計も考えられているようです。
下段はマルイ純正品



入ってたスプリング長は140mm(下段)でした。マルイ純正150mm(上段)に交換予定。



うわぁなんかハミ出てる(゚_゚i)・・・余計な所までグリス飛んでるし・・・(泣



やっぱり強烈な匂いの緑色のグリスがぁぁwww大量にぃw
きっと中でエイリアンがすり潰されたに違いない‼間違ってメカボに入っちゃただけだょね?



奴らの残骸をクリーナーで丁寧に洗浄して綺麗にしました。



明らかにズレてるシムもいましたww



ギアは思ったよりも綺麗な作りに見えます
シム調整、ピストン二枚目カット加工をしてモーターはマルイのEG700に交換しました。ただプラスチックパーツは不安が残ります。そこはマルイや社外パーツで対応です。

ネットで上がっているパーツと違う部品が多数組まれていたので、ロットの違いで色々改良されてるみたいです。特にメカボックスの内部は初期ロットから比べるとだいぶ変わってると思います。今後も改良が期待できそうです!

【スイッチ交換】
スイッチが弱いのは有名らしいので、OMRON製のスイッチを秋葉原のラジオセンターで調達しました。
さらにFET化するのが良いそうなのですが今回は様子見です。



【配線】
メインハーネスはやっぱり頼りなさそう・・ヒューズも形だけはそれっぽいのが付いていました。
マガジン配線は笑えるぐらい細く適当で中華クオリティー炸裂‼もやしみたいな線+ハンダ取れる寸前じゃねえかッwww 引き直さないとダメ、ゼッタイwww
基板はネットで見た茶色い物ではなく、コンパクトで緑色の物が付いていました。



【マガジンモーター交換】
給弾速度を上げ、動作を安定さるためにマブチモーター(ミニ四駆用アトミックチューンモーター)に変更して、もともと付いてたモーターには104コンデンサーが付いていたので同じように取り付けました。



【調整箇所】
・シム調整
・ピストン加工
・スプリング交換
・モーター交換
・スイッチ交換
・マガジンモーター交換

今回はゲームの日が近いので、部品が手に入りやすい以上の調整をしました。試射した所、異音もなく安定した飛距離と連射になりゲームでも期待出来そうです!

【調整目標】
ミニミニはハイサイクルでナンボだと思う人がほとんどだと思いますが、ハイサイクルではなく安定性と飛距離重視で仕上げたいと考えています。その為モーターはマルイEG700、バッテリーは8.4v(A&K定格は9.6v)の組み合わせです。早く一気に撃つのもアリですが、少しサイクルを落として長く弾幕を張った方が有効に使え、さらに耐久性も上がると考えます(ノーマルでも最近は十分早いと思うけど^^;
なにより!壊れない事がとても大事です(^-^)(「マルイのノーマル使えよ!」ってのは今回無しでww

次回のゲームで投入予定です!


MINIMI初期ロットからの先駆者様及び参考にさせて頂いたサイト様に感謝です/('-'*)


以上。ネタが出来たらまた上げますのでよろしくです。


  


Posted by Laice  at 02:51Comments(0)雑記

2011年02月19日

【コラム】MC51復活作戦! 四日目

 さてさて、MC51復活作戦、四日目です。
 前回までのカスタムで、本体はほぼ完成しました。
 しかし、スコープの傾きが著しく、照準として使い物にならなかったので、マウントリングを交換してみました。

 ノーブランドのマウントリングです。
 径1インチ、高さが20mmで、前回のような片手持ちのリングではないので、ゆがみは出にくいはずです。
 試射した感じも、前回の片手持ちリングよりは傾きが改善されていました。
 高さ20mmはマウントとしてはかなり高めですが、G3はフロントサイトポストが高いので、フロントサイトがスコープに写り込まないようにするにはこのくらいの高さが必要ですね。
 着弾点の調整のためにスコープに角度をつけたりすると、20mmでもギリギリでした。

 さて、本体、照準ともに完成したので、あとはちょっとした小加工を行います。

 まず、G3の代名詞、首周りの弱さを改善します。
 今のところ首周りの弱さが着弾に影響している感じはしませんが、フロント部分にスリングを通して持ち運ぶことを考えると、やはり心もとないと言わざるを得ません。
 ゲーム中にスリングをかけたまま転んで、銃が真っ二つにでもなってしまったら洒落になりませんし……。
 と、言うわけで、ホームセンターで手に入る素材を使って、お手軽に首周りの強化をしてみたいと思います。


 用意するのは、二本のアルミパイプ。
 外径12mm・内径9mmのパイプと、外径16mm・内径13mmのパイプです。
 まず、外径12mmのパイプ、これをアウターバレルにします。

 純正の亜鉛合金パイプと比べて強度が上がる訳ではありませんが、アルミパイプは軽量なため、フロントにかかる負担を減らすことができます。
 ただ、亜鉛合金よりも柔らかい素材ですので、フロントサイト部分の芋ネジを締めすぎないよう注意が必要です。

 さて、外径16mmのパイプはどこに使うかというと、バレル上部のコッキングレバーからフレームへ、背骨のように通します。

 まずフロント側の加工です。
 コッキングレバーの中へ、16mmパイプを挿入します。
 コッキングレバーは16mmのパイプを入れるにはギリギリで、ただ押し込んだだけでは入らないので、プラハンマーなどで少しずつ叩き込んでいきます。

 画像のあたりまでパイプがはまり込めば、コッキングレバー側は完成です。
 あとは、フロントから突き出たパイプを70mmほど残してカットし、フレーム側に差し込めば、パイプが背骨のようにフロントからフレームまでを繋いでくれます。
 これだけで、だいぶ首周りの剛性が強化されました。
 バレルを掴んで持ち上げたとしても、フロントがしなる感じはありませんし、構えたときのギシギシ音もかなり改善されています。
 と、いっても、ハンドガードがプラ製なので、まだ多少のギシギシ音は残りますが……。
 この辺は、G3A3のような細身のハンドガードに換装すればある程度解決するでしょう。G3A3はすでに絶版品ですので、パーツを手に入れるのは難しいですが……もし手に入ったら、ぜひ付け替えてみたいと思っています。

 さらにもう一つ、セレクターレバーに小加工を施しています。
 G3のセレクターレバーはかなり大ぶりで、フルオートポジションにすると、トリガーフィンガーに引っかかるくらいフレームからはみ出ます。
 右利きであれば、多少邪魔といった程度で済みますが、あいにく筆者は左利き。
 フレームからはみ出たレバーが、グリップを握る親指に干渉して邪魔な上、しっかりグリップを握ろうとすると、無意識にセレクターに触れてセミオートポジションにしてしまうこともあります。
 非常に使いにくいので、レバーの邪魔な部分をカットしてしまいました。

 セレクターレバーの裏には、セレクターのクリック感を出すためのスプリングが入っているので、これを残したい場合、カットできるのは画像の位置が限界です。
 切断面は面取りして、黒く塗装してあります。

 最後に、中国軍のAK用スリングを取り付けて完成です。


 さて、首周り強化&スコープの固定が完了したので、後日最終チェックも兼ねて試射をしてみるつもりです。
 なにか異常が出ていなければいいのですが……。
 同時に、整備しなおした多弾装マガジンの調子も見てみるつもりです。
  


Posted by Laice  at 21:33Comments(0)雑記

2011年02月11日

【コラム】MC51復活作戦! 三日目


 さて、MC51のスコープの調整である。
 いったい何が原因で、スコープはナナメについているのだろうか。
 まずは、マウントリングに疑いの目を受けてみる。
 ハイマウントリングを取り外し、ドラグノフに使用していたローマウントを取り付けてみる。
 きつく固定し、試射。

 すっ、と、弾はレティクルのほぼ中央から出現し、そのまままっすぐ、素直な弾道を描いた。

 ビンゴだ。
 どうやら、ハイマウントが傾きの原因だったらしい。

 何かの拍子にゆがんだのか、もともとそうだったのかは分からない。しかし、二つのマウントリングを片手持ちで固定している関係上、ゆがみが出やすい構造ではあるのだろう。
 なんにせよ、弾道の見え方がおかしいのはスコープのせいだったと判明した。
 銃本体に目立った問題はなく。どころか、弾筋は素直そのものだ。
 MC復活計画は、ひとまず成功、と言っていいだろう。

 しかし、ゲームに持ち込むにはまだいくつか問題がある。
 まずはスコープの高さだ。ローマウントを使用したことで、スコープのゆがみは解消されたものの、直銃床にローマウントベース&リングでは、さすがにアイラインが低すぎる。試射の際はシューティンググラスをかけていたから覗けたものの、ゲーム中、フルフェイスゴーグルをした状態では、とてもじゃないがスコープを覗き込むことはできない。
 解決策は言うまでもなく、高いマウントリングか、マウントベースを手に入れることだ。

 第二に、試射をしていて気づいたのだが、多弾装マガジンの調子がおかしい。どんなにゼンマイを巻き上げても、弾が数発しか上がってこないのだ。
 このマガジンも、中学生の頃からずっと使い続けてきたのだから、不調も仕方がないと言ったところだろう。
 一度ばらして、まずは様子を見てみようと思う。
 多弾装マガジンは、弾と一緒に入り込んだ草や木の枝を気づかず巻き上げてしまい、給弾口を詰まらせてしまうことがある。
 多弾装が不調なときは、まずは分解、清掃、注油だ。それで駄目なら、買い替えということになる。

 今週12日には、チームメンバーで集まって、秋葉原へパーツ購入に出かける予定だ。
 折もよいので、いろいろ揃えて来ようと思っている。  


Posted by Laice  at 13:50Comments(0)雑記

2011年02月10日

【コラム】MC51復活作戦! 二日目

 さて、MC51復活計画。
 二日目である。



 強めのホップを解消するために、ストライクチャンバーをノーマルチャンバーに戻してみた。
 
 これは別に、ストライクチャンバーを信用していないわけではなく(と、いうか、今回購入したパーツの中でいっとう高価なので、一番信じたいパーツだ)ただ単に、ホップパッキンのほうを戻そうにも、ノーマル品が既に破損しているからだ。
 チャンバーをノーマルに戻し、改めて試射を行ってみると、ホップ最弱状態で手前に落ちるようなノンホップになった。
 ホップの強くしていくと、フラットから浮き上がり気味のセッティングまで、欲しい弾道をすべて調整圏内に収めることができた。
 わたしとしては、こちらのホップのほうがベターだ。
 ストライクチャンバー自体が、強めのホップを想定して作られているのか、それとも、パッキンやシリンダーとの兼ね合いのせいかは分からないが、ともかく、わたしが組んだ感覚では、ストライクチャンバーは強めのホップセッティングになったことを記しておく。
 しかし、ノーマルパッキンでは飛距離自体が少し落ちている感じはする。ストライクチャンバーでは、浮き上がり気味ではあったものの、もう一歩手前に弾が伸びる感じだったのだが……。
 上手くセッティングすれば、ストライクチャンバーの弾の伸びと、ホップ設定範囲の両立ができるかもしれない。この辺は、また後々試してみたいと思う。
 なんせ、高価なパーツだ。このまま捨てるのはもったいなさ過ぎる。

 さて、ホップが安定したので、次はスコープを乗せて細かな調整をすることにした。
 わたしはド近眼なので、サバゲの際にスコープは欠かせないのだ。
 スコープを乗せて撃ってみると、おっそろしい弾道が見えた。
 弾が、レティクルの左側から飛び込んできて、そのままスコープの右端へ、半ば前を横切るように飛んでいくのだ。
 スコープのレティクルを、弾が飛び込んでくる左のほうへと動かしてみたが、調整ノブがギチギチになるまで回しても、まだ弾の出現するあたりに合わせることができない。
 弾道がおかしいのかと思ってホップをいじってみるが、ホップを強くしようが弱くしようが、右から左へ飛んでいく弾道は変わらなかった。

 当たらないときに、闇雲に撃つのは時間の無駄だ。
 一旦銃を置いて、考えてみる。
 弾が、左から右へカーブしているのだろうか?
 しかし、それにしては全弾が、左から右に綺麗に飛んで行き過ぎる。
 ホップが安定しないなら上下左右にもっと散るはずだし、もしホップの組みつけを間違って横回転がかかっているのなら、もっと大きくカーブしていくはずだ。
 しかし、スコープなしでの弾道を見ている限り、あからさまに弾が曲がっている様子は見られない。
 では、スコープの角度がおかしいのだろうか。しかし、スコープの上下範囲を、マウントに詰め物などをして調整することはあっても、左右の範囲を詰め物してまで調整するなんて聞いたことがない。
 ……ふと、スコープの角度で思い出した。
 ドラグノフだ。
 銃身直上にスコープが乗る銃で調整したスコープを、そのままドラグノフに乗せると、発射された弾がスコープの右端から飛び込んでくるように見える。
 なぜなら、ドラグノフのスコープはレールの設計上、どうしてもやや左側にオフセットされる。すると、ドラグノフの銃身はスコープの中心線より右側にずれた状態になるから、発射された弾が、スコープの右端から飛び込んでくるように見えるのだ。


 今のG3も、同じ様な状態にあるのではなかろうか。

 弾が左端から飛び込んでくるのは、スコープの中心線が銃の右側にあるからだ。
 では、弾が右端へ飛んでいく理由は?
 弾が、スコープの中心線の左側から、右側へと横切るように飛んで行くからだ。
 つまり、スコープの中心線そのものが、斜めにずれているのである。
 だから、まっすぐ飛んでいるはずの弾が、大きく左から右へ、カーブしているように見えるのだ。



 たしかに、フレームの上から見てみると、銃に対してスコープが、わずかにナナメについているように見える。
 フレームの上ではわずかなズレでも、50メートル離れたら大きなズレだ。
 これでは照準としては使い物にならない。

 と、なると、どこを直せば解決するのだろう?
 問題は、スコープを固定しているマウントリング、もしくはマウントベースにあるはずだ。
 マウントリングには、M4用のハイマウントリング、マウントベースには、マグネシウムローマウントを使っている。
 このどちらかがナナメについているせいで、スコープがナナメになっているのだ。
 ……だが、家に帰らなければ、代えのリングもマウントも無い。
 今日はここまでにして、スコープの調整は明日考えることにしよう。
  


Posted by Laice  at 22:17Comments(0)雑記

2011年02月09日

【コラム】MC51復活作戦!

 本日、長らく眠らせていた電動ガンを復活させてみることにした。
 わたしが人生ではじめて買った電動ガン、MC51だ。
 購入したのは確か……中学生の頃だったろうか。まだ「18歳以下はエアガン所持禁止!」なんていう条例が、影も形もなかった頃の話だ。

 MC51を購入後、落とし玉やわずかなおこづかいを貰うたびに、やりくりしながら固定ストックを買い、スプリングやシリンダーを入れ替え、細々と組み換えを楽しみながら使い続けてきた。
 軽く取り回しやすく、多弾装で、当時「最強のゲームウエポン」と呼ばれていたMCは、最高の相棒だった。
 ハイサイクルのG3SASが純正品で手に入る今では、信じられないことかもしれないが……。

 けれど、いつしか本格的なサバイバルゲームをやるようになって、お金にも余裕ができて、新しい銃を次々買っていくうちに、MCの出番はどんどん減っていった。
 やがてMCは部屋の片隅に眠っているか、さもなければ貸し出してしまうかで、自分で使うことはほとんどなくなってしまった……。

 今回、現役復帰を目指して整備するのは、そんなMC51だ。
 現在は、ウグイス隊長からもらったSG-1のフロントを組み込み、ロングバレル化したフルサイズG3になっている。
 しかし、ロングバレル化したと言っても、中身はMCのまま。ショートバレル用の加速シリンダーではエア量が足りなかろうし、各部にも相当ガタが来ているだろう。
 ためしに試射をしてみると、強めのホップをかければなんとか50メートルは飛ぶものの、弾に勢いがなく、着弾も散り気味だ。
 当面の目標は、フルサイズのバレル長で1J近い初速と、ホップの安定化と言うことになるだろう。


 あくまで目標は現役復帰なので、必要最低限のパーツを使って、箱だし新品のSG-1と同程度の性能まで持っていければ十分だ。
 まずは、カスタムパーツの選定から始めることにする。
 まず欲しいのは、加速スリットのないフルシリンダーだ。MCのショートバレルでは最適だった加速シリンダーも、500mm近いSG-1のバレルに合わせるにはエア量不足だからだ。
 次に、長年の使用によってヘタっているであろう部分を考える。
 まずはスプリング。一番負担がかかるパーツだ。とっくにヘタって、パワー低下の一因になっていることは間違いない。
 そしてホップパッキン。磨耗しやすいゴムパーツ、それも、ちょっとした磨耗が性能に大きく影響するホップパッキンは、新調しておくに越したことはない。
 スプリングは、初速調整を兼ねてライラクスのM90スプリング、ホップパッキンは、同じくライラクスのエアシールチャンバーパッキンのソフトを選択した。
 チャンバーパッキンにエアシールを選んだのは、ホップを押すための虫ゴムが付属していたためだ。長年の使用で、ホップパッキンだけでなく虫ゴムも磨耗している可能性があったため、一緒に取り替えてしまいたかったのだ。
 さて、こうしてカスタムパーツを選んでいると、ちょっと欲も出てくる。ノーマルよりもちょっとよくしたい。なんて思ってしまう。
 そこで、ファーストのストライクチャンバーG3を組み込んでみることにした。M16用ストライクチャンバーが、かなり良い製品だと聞いていたからだ。
 もともとホップの設計が良いG3に使って、効果があるかは分からないが、ものは試しだ。

 パーツが到着したので、早速組んでみる。
 G3の分解は慣れたものだ。さっさとメカボックスを取り出し、開ける。
 数年間メンテナンスをしていなかった割には、メカボックス内は綺麗なものだった。
 目立った汚れはグリスの黒ずみと、シリンダー内に付着した土などの細かなゴミくらいだ。
 手早く掃除して、グリスアップする。基本的に、プラやゴムパーツにはシリコングリス、金属パーツにはモリブテングリスとオーソドックスな選択だが、シリンダー周辺には、マルイ製の高粘度グリスをたっぷりと塗布した。
 気密がほしい部分には、とりあえずマルイの高粘度グリス使っとけ! と言うのがわたしの持論だ。
 現在メインウエポンで使っているドラグノフは、シリンダーの気密が低いため、塗るグリスの種類によって初速も弾道もがらりと変わってしまう。
 さまざまなグリスを試してみたが、もっとも高初速かつ優れた弾道安定性を発揮したのは、高粘度グリスを塗ったときだった。
 たとえばシリコングリスと高粘度グリスでは、ドラグノフの初速が0.1J近くも違ったのだ。
 そんなことがあって以来、わたしはシリンダー周りには必ず高粘度グリスを使う。
 もっとも、ドラグノフと違ってMCは電動ガン。ピストンの往復回数がドラグノフの比じゃないので、負担になりすぎないよう、抵抗のでかいグリスは塗りすぎないよう注意する必要があるのだが。

 組みなおす前に、加速シリンダーをフルシリンダーに、スプリングを新しいものに交換しておく。
 下がり気味だった初速が、これで何とかなればいいのだが。


 さて、ギアを収めてメカボックスを閉めようとすると、なかなか上手く入らない。よく見てみると、逆回転防止ラッチが上手くはまり込んでいなかった。
 ほかのギアパーツは、きちんとガタツキなくはまり込むものだが、逆回転防止ラッチは構造上、どうしても浮き気味になってしまう。
 メカボックスが上手くしまらないときは、ここをチェックしてみるといいだろう。ラッチの軸を、精密ドライバー等で外側からつついてやると、すんなりとはまってくれる。
 あとは、タペットプレートがきちんとノズルと噛んでいるかも確認しておく。組みあげて一見ちゃんと動いていても、ノズルが動いていないせいで給弾が上手くいかないことがある。試射せずにゲームに持っていってから、それに気づいたりすると最悪だ。
 ……というのは、ウグイス隊長の実際の失敗談から学んでいるわけだが。

 メカボックスが組みあがったら、次はチャンバーだ。
チャンバー一式を抜き取り、バレルを抜き取ってみると、ホップパッキンが案の定劣化しきっていた。半ば千切れている。

 ホップパッキンを替える時には、新しいパッキンをぬるま湯で暖めて柔らかくしておくといい。硬いまま組み込んでゆがみが発生すると、せっかくのパッキンが台無しだ。
 その後、パッキンの外側にシリコンオイルをたっぷりと吹き付ける。こうすることで、チャンバーに組み入れるとき、引っかからずに済むからだ。
 抵抗の必要なゴムパーツに、オイルをつけまくるのには抵抗があるかもしれない。だが、抵抗の多いパーツだからこそ、組みつけの際に潤滑剤は不可欠だ。
 まずはパッキンをオイルでべたべたにする気持ちで組み付けて、組み終わってから、いらないオイルを拭いて落とすくらいがちょうどいいだろう。

 さらにストライクチャンバーを組み付けて、チャンバー周りも完成だ。


 早速、野外で試射を行ってみた。
 弾の伸びは素晴らしく、飛距離も目に見えて上がっている。
 整備前は、山なりの弾道を描きながら50メートル付近で落ちていたのが、整備後は、50メートル付近までまっすぐ飛び、そこから浮き上がって山なりの弾道を描く感じだ。確実に一歩分飛距離が伸びている。
しかし……問題もある。
 前述の、少し浮くような山なりのホップは、ホップ最低時のものだ。最低ホップが適正ホップでは、調整の幅がない。
 どうも、パッキンのせいか、ストライクチャンバーのせいか、あるいはパーツ同士の相性か、ホップが強めになってしまっているようだ。
 確かに、射程距離ぎりぎりの遠距離を狙うならば、今のホップセッティングで十分だ。
 けれど状況によっては、飛距離は落ちてもまっすぐ飛んで欲しい場面もある。そういった時、弱ホップに切り替えられないのはちょっと使いづらい。

 次のゲームは27日……それまでに、調整の幅があるセッティングを模索してみたい。
 かつての相棒が、今の相棒へと返り咲いてくれるように、じっくり整備してやろうと思う。

 

 おまけ。
 G3のマガジンを入れるに当たって、AK用の81式弾帯を詰めてみた。

 不要な部分を折り返して縫い付けただけだが、表から見た分には綺麗にできたように思う。

 次のゲームに投入して、強度や使用感を確かめてみるつもりだ。


  


Posted by Laice  at 22:00Comments(0)雑記

2010年12月24日

コラム『ライフルの構え方について』

 あわただしい年の瀬も迫ってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょう。
 高浜銃工は、年明けに卒業を控えた学生メンバーが大忙しで、なかなかゲームが開催できない日々を送っています。
 ゲームがなければ記事も書けない……と言うことで、当ブログではしばらくの間、ちょっとした雑記をあげていこうと思います。
 2週間に一度ほどの更新頻度になると思いますが、皆さんに少しでも有用な情報がご提供できればと思っております。



 さて、筆者は先日、愛用しているドラグノフの調整を行いました。
 前回のゲームの後、一度も調整していなかったため、メンテナンスがてらに試射を行ってみたのです。
 すると、前回のゲームでは素直だった弾道が、めちゃくちゃになっていました。突然浮き上がったり、そうかと思えば、ほとんどフライヤーのように手前に落ちたりします。
 原因は、寒さで硬くなったホップパッキンでした。
 最近のエアガンは精度が上がり、よほどのハズレを引かない限りは、箱出しでもある程度素直な弾道を描くものがほとんどです。
 しかしそれでも、周囲の環境や、メンテナンス後のちょっとした組み付けミスで、弾道が乱れてしまうこともあります。
 しかし、まっすぐ弾が飛ばないからと言って、銃を分解してしまう前に……ちょっと確認してください。
 あなたは、ちゃんとまっすぐ銃を構えていますか?

 わたしもエアガンに触り始めてすぐの頃は、まっすぐ飛ばない銃に悩まされ、何度も分解して試行錯誤してみました。
 しかし弾道は一向に安定せず、そのうち組み付けミスをして、何丁もの銃を壊してしまいました。
 しかし、ちゃんとした構えかたを覚えてからは「弾がまっすぐ飛ばない」と悩まされることは格段に少なくなりました。分解して壊してしまった銃のほとんどは、きちんと構えればまっすぐ飛んだはずなのです。
 正しい構えができなければ、その銃がまっすぐ飛ぶのかどうか、調べることもできません。

 そこで今回は銃の構え方、特にストックつきライフルの構え方を、ちょこっと解説していこうかと思っています。

①練習に使う銃について。
 銃の正しい構え方を覚える上で、向いている銃、不向きな銃があります。
 今回は『ライフルの構え方』なので、使用するのはストックとハンドガードのついたライフルが前提です。
 ライフルはハンドガンと比べて、安定して構えるのが比較的簡単なので、初心者の方はまずストックつきのライフルで練習することをお勧めします。
 金銭的な問題で、初めて買う銃がライフル……と言う方は、なかなか少ないかもしれませんが。
 また、ストックつきの銃の中でも、肩に当たる部分がなるべく大きく、滑りにくい物を選んでください。
 ストックがついていても、スコーピオンやMAC10などのワイヤーストックのもの、G3系のスライドストックなど、バットプレートが小さいものは、滑りやすいため避けたほうがいいです。
 また、ライフルには大別して「曲銃床」と「直銃床」の2種類があります。
 ストックの、肩に当たる部分(バットプレート)の頂点が、バレルの延長線と同じ高さにあるのが「直銃床」、延長線より下にあるのが「曲銃床」です。
 具体的には、M16やG3などが「直銃床」、AK47やM14などが「曲銃床」ですね。
 現用のライフルは、ほとんどが直銃床です。なので、直銃床に慣れてしまえば、ほとんどの銃を自在に操ることができるようになるでしょう。
 しかし、曲銃床はサイトのラインがちょうど目線の位置に来るので、無理のない姿勢で構えられるという利点があります。初心者の方の場合は、曲銃床の方が扱いやすいかもしれません。
 どちらにしても構え方の基本は変わりませんが、自分の銃がどちらなのか、意識して練習しておくと、上達が早いかもしれません。

②姿勢について。
 射撃の際の姿勢には、大別して三種類があります。
 立ったまま構える「スタンディング」
 射撃からすばやく移動に移ることができる姿勢です。機動力がありますが、狙いはあまり安定しません。基本的には、ニーリングもプローンもできない状況でのみ使用します。
 しゃがんだ状態で構える「ニーリング」
 片ひざを立てて座り、膝を補助に使うことで、スタンディングよりも安定した狙いがつけられる姿勢です。しかし、機動力はスタンディングに劣ります。近い姿勢に、あぐらをかくように構える「シッティング」もあります。
 移動の多いサバゲにおいては、もっとも多用される姿勢といえます。
 腹ばいで構える「プローン」
 地面に伏せるように構える姿勢です。主にスナイパーが用いる姿勢で、安定して狙いをつけられる上、相手に晒す体の面積が少なくなるため、弾にも当たりにくくなります。しかし、機動力はほぼありません。
 実際の戦場では多用される姿勢ですが、サバゲでは、エアガンの射程の短さと機動力の重要性から、使う場面は限られます。

 今回の解説では、スタンディングを基本にしようと思います。
 ニーリングは、スタンディングの姿勢を知らなければ理解しづらいですし、プローンで構えるには、ニーリングから移行したほうが覚えやすいためです。スタンディングは基本の構えになるわけです。
 ですが、スタンディングの場合、ハンドガードを支える片腕に負担がかかるため、体の小さい人や腕力に自信のない人だと、腕が疲れて構えが崩れてしまうことがあります。
 ちなみに、私も腕力がないため、スタンディングは苦手です……。
 腕が辛いと感じた場合は、ハンドガードを支える腕をなるべく手前に引き寄せて、意識して脇を締めてみてください。
 銃が長すぎて構えづらい時には、ハンドガードではなくマガジン前部を掴むのもいいでしょう。

③構え方について。
 さて、いよいよ構え方についてです。
 手順を追って説明します。

1、
 両足を肩幅に開いて立ち、顔を利き手とは逆の方向(右利きなら左)へ向けます。
 視線の先に狙うものがある状態です。

2、
 利き腕ではないほうの手で、ライフルのハンドガードを掴んで持ち上げてください。

3、
 利き腕の、鎖骨と肩のつなぎ目辺りを触ってみてください。
 そこにくぼみがあるはずです。この位置を覚えてください。
 くぼみがよく分からないときは、肘を上げて脇を開いてからもう一度確かめてみてください。大きくくぼむ部分があるはずです。

4、
 利き手を、ストックの下に添えてください。
 このときなるべく、肩に当たる部分(以下バットプレート)の真下に添えるといいです。
 ハンドガードを握った手を目線の位置まで持ち上げ、利き手でストックを下から押し上げる感じで、肩の位置まで持ってきます。ハンドガードを握った手を起点にして、銃を回転させるような感覚です。
 バットプレートの一番下を、先ほどのくぼみに引っ掛けるようにして肩に当ててください。ストックのつま先を、くぼみに引っ掛ける感じです。くぼみにうまくかからない場合は、脇を開いてみてください。
 きちんとくぼみに引っかかっているか、ストックに添えた利き手で触って確認してください。
 引っかかっていることを確認したら、ハンドガードを握った手を手前に引き寄せ、銃を肩に押し付けます。

5、
 利き手をストックから放してください。
 まだグリップは握らず、ハンドガードを保持した手と、肩に押し付けたストックだけで銃が支えられているかを確かめてください。
 利き手を放すと銃が肩からずり落ちてしまう場合は、ストックがうまくくぼみにはまっていません。
 手順3からもう一度やり直してみてください。
 銃が安定していたら、グリップを握ります。ただし力加減としては、握ると言うより添えると言った感覚です。
 利き手の肘は肩の高さに上げ、脇は開いておきます。

6、
 首を横に傾けて、サイトを覗きます。
 光学サイトは使用せず、必ずアイアンサイトを使ってください。
 曲銃床のライフルや、高い位置にサイトのある銃ならば、すこし首を傾けるだけでサイトを覗けますが、G3などサイトラインの低い直銃床の場合は、頬をストックにきつく押し付けなければ覗けないこともあります。
 どうしても姿勢が窮屈なときは、すこし首を前に出すと楽になります。また、一部の銃にはストックにチークピースがついていますが、アイアンサイトを覗くときには邪魔になることがほとんどなので、はずしてください。

7、
 フロントサイトとリアサイトをあわせ、狙いをつけてください。
 サイトの形状は銃ごとに違うので、狙いのつけ方が分からなければ説明書などを読んでみましょう。
 サイトをあわせる時には、必ずフロントサイトに目の焦点をあわせます。リアサイトがぼやけ、フロントサイトがくっきり見える状態です。
 きちんとサイトが合ったら、その時の姿勢をきちんと覚えてください。
 ぱっと構えて覗き込めば、すでにサイトが合っている。それが理想的な構え方です。練習してみてください。

まとめ
 さて、今までの流れが、正しい銃の構え方です。
 今回はスタンディングで説明しましたが、ニーリング、プローンでも構え方の基本は一緒です。

 最後に、構えたライフルを撃つときに、銃がぶれてしまう人へ。
 ライフルは一見して、ハンドガード、ストック、そしてグリップの三点で銃を支えているように見えますが、それは少し誤りです。
 ライフル本体を支えているのは、ほとんどハンドガードとストックの二点だけです。ハンドガードを握った手が、ストックを肩に押し付けることで支えているのです。
 もし、この「ライフルを支える力」をグリップに分散させてしまうと、射撃時に銃がぶれる原因になります。
 実銃と違い、ほとんど反動の発生しないエアガンにおいて、銃がぶれる一番の原因は「トリガーを引くときの揺れ」です。
 もし、ライフルを支える力がグリップに分散していると、トリガーを引いたときの揺れはダイレクトに銃に伝わり、狙いがぶれる原因になります。
 なので、トリガーに触れる手は、なるべくトリガーを引く以外の仕事は何もさせないほうがいいのです。
 ライフルよりハンドガンの射撃が難しいのもそのためで、トリガーを引く手で銃を保持しなくてはならない関係上、狙いがぶれやすいのです。
 もし、ハンドガードとストックできちんと銃を支えられているのに、トリガーを引くときにぶれてしまうなら、トリガーがまっすぐ後ろへ引けていないのかもしれません。
 その場合は、まず人差し指に触れているトリガーの位置を確認してください。
 理想的なのは、指先と第一間接のちょうど真ん中にトリガーが触れていることです。この状態で、トリガーがずれないように、人差し指をまっすぐ後ろへ引いてみてください。
 シアに抵抗のかかりやすいエアコッキングガンなどでは、こうしたトリガーコントロールで、銃のぶれはかなり軽減されると思います。



 さあ、正しい銃の構え方が分かったら、今までまっすぐ飛ばないと思っていた銃をもう一度撃ってみましょう。
 どうですか? まっすぐ飛んだでしょうか?
 まっすぐ飛んでくれたなら、私もこれを書いた甲斐があるというものです。
 それでもまだまっすぐ飛ばない! と言うときは……。
 最寄のショップや、詳しい友達に相談してみたらどうでしょう?
 ショップも詳しい友達もいない……と言うときは……。
 思い切って分解してみるのも手かもしれませんね。
 ネジをなくさないように気をつけてください。複雑な組み合わせの箇所は写真を撮っておきましょう。うーん、それ以上のアドバイスはできません。
 だって、私が今まで壊してきた銃の数を考えると……ねぇ?

 それでは、また二週間後にお会いしましょう。
 さようなら。



文責@Laice
参考文献 『COMBAT BIBLE』著・上田信  
タグ :雑記構え方


Posted by Laice  at 23:38Comments(4)雑記